変形ブリッジ運動
体幹屈筋と伸筋による安定化および大臀筋と大腿四頭筋の強化、腹筋群による骨盤傾斜の制御、腰部伸筋の遠心性収縮による脊柱安定を学ぶ。
膝立背臥位で骨盤挙上及び下制しながら脊柱を中間位で維持することに集中してブリッジを維持し、腕を交互に動かす、重りを持つ運動、その場で膝曲げマーチング、膝伸ばしマーチング、アンクルウェイトマーチング、膝を伸ばしたまま大腿の外転内転、さらに両足を踏み台やジムボールに載せる運動、ブリッジの反復に進行する。
プッシュアップ
肩甲帯の筋群による引っ張りに対する脊柱安定化と脊柱中間位の維持を学ぶ。
壁に向かった立位か床の上で脊柱中間位を維持したまま腕立て伏せ。伏臥位でジムボールに脚を乗せて行う腕立て伏せに進行する。
ウォールスライド
安全に股関節と膝伸筋を強化する。
背中と壁のあいだにボールを挟んだまま中間位を保持し、壁に沿って上下運動をする。できれば、交互または両腕の上げ下げを加える。手に重りを持っても良い。
ランジ&スクワット
ボディメカニクスを習得する。体のバランスを保持するため、最初はテーブルに手をついて行い、ついでスティックを使う。できるようになれば手で重りを持ったまま行う。
骨盤体 第16章より抜粋